Ethereum2.0を理解できていなかったのでちゃんと調べてまとめます。

まずEthereumの歴史を少しおさらい

2013年に当時19歳だったヴィタリック・ブリテン氏によって考案された。

Ethereum2.0の目的

Ethereum2.0は、Ethereumコミュニティで長く議論が交わされてきたPoSへの移行やバーチャルマシンの変更、シャーディング(Sharding)などを含む抜本的なアップデートです。 分散性を維持したままトランザクション性能を大幅に向上させること等が期待さています。 引用元:https://hashhub-research.com/articles/2019-08-01-ethereum2-overview

・スケーラビリティの向上 ・ガス代高騰の抑制 ・消費電力の削減

を主な目的として開発が進んでいます。

💡スケーラビリティの向上とは

ブロックチェーンでは全てのトランザクションで変化した情報が問題ないか逐一検証する必要があります。ビットコインでは取引情報に限りますが、イーサリアムではスマートコントラクトがあるため大量のデータ検証が必要になります。これはユーザー数やトランザクションが増えるにつれ検証する量も増えてしまうため今後のネットワーク全体の処理能力に不安が残ってしまいます。

💡ガス代高騰の抑制

イーサリアムのネットワークではガス代が高いトランザクションを優先して処理します。それにより大量のトランザクションが発生した際に価格が上がりすぎて問題が起きてしまいます(1000円送金したいのに5000円のガス代がかかってしまうような状態)。